筋膜リリース
こんにちは!チョーさんです。
今日は筋膜についてお話します。
筋膜リリースについてお話する前に、そもそも筋膜とはいったい何なのでしょうか。
たとえば、鶏のモモ肉や胸肉を思い浮かべるとわかりやすいのですが、鶏皮をめくると皮と肉の間に薄い半透明の膜があります。これが「筋外膜」で、ヒトの場合も同じです。鶏皮はすなわち皮膚、そして肉の部分が筋肉で、その筋肉を包み込んでいるのが筋膜の中の筋外膜です。
◆筋膜は5つあるんです ヒトの筋膜は実はひとつではなく、
浅筋膜 深筋膜 筋外膜 筋周膜 筋内膜 の5つからなっています。
浅筋膜は皮下組織にあり、深筋膜は全身の筋肉をつなげてボディスーツのようにすっぽりと包み込み、筋外膜はひとつひとつの筋肉を包み、筋周膜と筋内膜に連続しています。 筋肉を正しく動かすためには、これら筋膜が柔軟に動くことが必要なのです。
◆筋膜のよじれやこわばりが
こり・はり・痛みの原因に 悪い姿勢や、同じ作業を繰り返すなどの偏った動作を長時間続けていると、不必要な負担がカラダの一部分に集中して筋肉が固まり、それにともなって筋膜も自由度を失います。そうなると筋膜はよじれてこわばり、筋膜の上にある皮膚と筋膜の下にある筋肉がそれぞれ動きづらくなります。
また、そうした筋膜のよじれやこわばりは、カラダのこりやはり、痛みの症状にあらわれます。この筋膜の機能異常の厄介な点は、その異常を他の部分でかばおうと代償を生じさせることです。ある部分の筋膜のよじれやこわばりが深筋膜から広範囲に広がってしまうことで筋膜自体が自力でほぐれることができなくなり、正しい姿勢や動作が制限されてしまうのです。
「筋膜リリース」の効果とは リリースとは「制限を解除する」「解きほぐす」という意味を持つ言葉です。つまり「筋膜リリース」とは、よじれてねじれた筋膜を解きほぐすことを目的としています。そして セルフ筋膜リリースは、筋膜のねじれやよじれを自分自身で時間をかけてリリースすることで元に戻します。ゆっくりと解きほぐし、筋と筋膜の正しい伸張性を回復させ、筋肉が正しくスムーズに動けるようにしてカラダの不調を整えるまさに “治療(セルフメンテナンス)”なのです。
◆筋膜リリース3つの効果
カラダを動かしてゆっくりとこのねじれを解きほぐしてあげましょう。 筋肉が正しくスムーズに動くようになる! 筋膜のねじれやよじれが元に戻ると、
筋肉や筋繊維を包む筋内膜に柔らかさと弾性が復活。本来備わっていた筋力が発揮でき、正しく動けるカラダにリカバリーされます。 コリがほぐれて動きやすくなる&コリにくいカラダに! 筋膜リリース後にこりや痛みの軽減を感じたら、筋膜がリリースされた証拠。 全身のつながりを感じながらカラダの内側に意識を集中してじっくり、ゆっくり行なうのがポイントです。 気持ちよくカラダを伸ばして90秒〜3分間 「痛気持ちいい」と感じるぐらいで、少なくとも90秒以上時間をかけてゆっくりとリリースします。最初は20〜30秒から慣らし、だんだん時間を伸ばしていきましょう。 午前・午後・入浴後の1日3回を目標に できればこまめにカラダの緊張をリセットするのが理想。時間を見つけて1日3回のリリースを目指しましょう。
リリース後は常温の水をコップ1〜2杯 リリース後は、組織内に蓄積した有害物質や老廃物を流し去ります。 腕をあげたり、カラダをひねったりするリリースで、自分自身が「痛気持ちいい」と思う角度で行ないましょう。 2週間続けて見ましょう。筋肉が緩んだと感じるはずです。
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